訪問美容の給料ってどれぐらい?私の収入と安定した暮らしを得る方法

訪問美容って儲かるの!?」「専業でやっていけるの?」「安定した収益を得られるの?という質問をよく受けます。

これから訪問美容師としてやっていきたいと考える方は、誰もが気になることではないでしょうか?今回は私の訪問美容のやり方と収入、安定性についてを書いていこうと思います。

訪問美容って儲かるの?

美容師の給料と訪問美容の給料比較

 現在の美容師さんの平均年収は284万円平均月収は23万7千円です。40代で平均年収400万円超え。平均月収は33万円になると推定されています。
労働時間は9時間~、その後の練習やミーティングなども合わせると11時間程度になります。

美容師・理容師の平均年収は下のリンクからどうぞ!(平均年収.jp)

美容師・理容師の平均年収

訪問美容事業所で働く場合は、アルバイト・パートで時給900円~2000円程度、正社員で月給14万円~35万円程度になります。
労働時間は長くて9時間程度、17時~18時ごろには終わり、週休2日制のところが多いです。

サロンで働いた場合と訪問美容事業所で働いた場合の条件はそれほど変わりませんが、訪問美容のほうが時間にゆとりがあります。

訪問美容でもっと収入を得たいと思ったら、フリーランスで訪問美容をやるとさらに収入を増やすことが出来ます。ただ、集客なども全て自分で行う必要があり個人の力量次第となるため、向き不向きがあるとは思います。

私はフリーランスで個人宅での訪問美容を行っていて、サロン勤務の時と比べてかなり良い条件で働いています。現在は月収35万円程度。一番多い時で月収50万円ほど。これだけ?って思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、毎日の生活はかなりゆったりしています。ご予約は基本的には1日3人まで。午前中1人、午後1人の2人というパターンが一番多いです。実働5時間程度。
営業時間は朝9時~夕方5時までで完全予約制。予約が入っていないときはスポーツジムに行ったり、買い物に行ったり、映画を観たり、このブログを書いたりしています。土日祝は基本は休みで、お盆やお正月、長期の旅行に行く時などは休みます。
私はゆったりめに働いているほうだと思うので、さらにもっと稼ぎたいという方も充分可能だと思います。

なお、訪問美容で年収1000万円稼げるの?と気になるかたはこちらで紹介していますので、よければご覧になってください。

価格設定はどうする?価格を決めるコツとやってはいけないこと

個人でも収入をアップさせる方法:ターゲットの設定

ここで、なぜフリーランスの方が稼げるの?今より不安定になるんじゃないの?と疑問が出てきますよね。では私のやり方をご紹介します。

私は個人宅を中心訪問美容を行っていますが、「足や身体の調子が悪いので理美容室には自分では行けない。でも施設や病院に入院するほどではない」という方が多数いらっしゃいます。
私が住む地域は急な坂が多く、近くに理美容室はありません。ご家族の送り迎えがないと理美容室に行けないという方が結構いらっしゃいます。

現在、高齢者の運転の危険性が問題になっていますが、80歳ぐらいから運転をやめる方が増えてくるそうです。なのでちょっと田舎で理美容室や駅、バス停などが近くにない地域であれば、同じように多くの対象者がいると思います。

美容室ってコンビニよりたくさんあると言われていますが、そのほとんどは駅近くや交通量の多い道路沿い等で「不便な地域」には案外なかったりするんですよね。

そういった方は

  • カットだけではなく、パーマやカラー、眉カットやトリートメントなど他メニューもされる方が多い
  • 気に入ってもらえればこの先ずっとお任せしたいという方が多い(他サロンに移りにくい)
  • メニューやスタイル、次回の予約などもすべてお任せという方が多い

「身体の一部の調子が悪い(足が痛くて少ししか歩けないなど)だけで、それ以外は元気」な方は「なるべく美容院と同じように」してほしいと望まれます。
訪問理美容を行う際も「なるべく美容院と同じ」環境で「でも美容院より体力的に楽」であることが重要になります。

移動式シャンプー台を使用することで、シャンプーの度に洗面所等へ移動して頂く手間もなく、体勢も楽に出来るので「美容院より楽」に施術を行うことが出来ます。待ち時間もないので腰への負担も最小限で済みます。
シャンプー台を導入して、カット以外のメニューを強化することで単価アップにつながり、一日に多くのお宅を訪問しなくても済むので仕事の際の体力的な負担も減ります。

私の場合はカット4000円、カラー6500円で行っているので、施術時間は2時間程度で11,340円(税込み)、それにかかるコストがカラー剤とガソリン代程度なのでそれを差し引き、2時間での利益約10,500円×1日2人で21,000円の利益となります。

定期的なご利用が見込め、安定する理由

お客様は身体になんらかの事情を抱えているため、生活スタイルはゆったりしています。そして今より悪くならないように、出来るだけ今の生活リズムを保っていきたいと考える方が多いです。

きちんとしてくれるなら、すべておまかせしたい」という方が多いので、お客様の今までの理美容室の利用頻度に沿って、こちらから「次は2ヶ月後の5月の第3週あたりはいかがでしょうか?」と次回までの目安を提案し、よければ次のご予約を取ってしまいます。

もしも体調が悪くなったり、都合が悪くなった際には、ご連絡いただけるようにお願いしています。

お客様は年金受給の方が大半なので、景気の影響も受けにくいかと思います。
お客様自身に大きな環境や身体の変化がない限りは、継続してご利用頂けるのではないでしょうか。

私の開業初期の収入~現在まで

 

私が訪問理美容を始めた最初の月でお客様は7名(収入65000円ほど)
ここがスタートラインでした。ご近所の方や知り合いを紹介してもらったのが5+チラシを配布し、問い合わせを頂いたのが2名。
サロンを出店するような家賃や水道光熱費がかからないので、精神面で比較的に余裕があったと思います。施術が終わると、なるべく次回の予約もいれて頂くようにしていたので、この先の予約が入っているという安心感もありました。

そこからあせらず、月に2名ずつ新規客を増やしていくことを目標にこつこつ続け、2年ほどで60名に。
このあたりでご紹介頂ける方がどんどん増えてきたので、新規客を増やす営業活動はしなくなりました。

ある程度お客様の数が増えてくると、ご近所やお友達からの口コミ、ケアマネさんからのご紹介などでお問合せを頂くことが増えてきます。現在はご紹介のみ新規客を受け付けています。

初期投資も少なく済み、移動式シャンプー台、アップルウォッチなども買いましたが、それでも全部で30万円ほどだったので数か月で回収できました。

知り合いもいないし不安・・・という方は、最初のうちは副業で行うのも可能だと思います。

個人宅への訪問理美容は、「自宅に入られることが嫌、恥ずかしい」「不信感・警戒感を持たれる」など最初に「受け入れてもらえること」がとても難しいです。
ですが、いったん受け入れてもらえれば手堅いサービスなので、最初はコツコツと根気よく営業していくことが何より重要になります。

技術の安売りをしなくていいし、大量にこなさなくてもいい。お客様ひとりひとりに合わせてきちんとしたサービスが出来るので仕事をするうえでの満足度も高いと思います。

訪問美容の仕事をしていて、やりがいを感じる場面は多々ありますが、帰り際にお気に入りのお菓子や野菜などをおみやげに持たせてくれたりする方も多く、そのお気持ちがうれしくて毎回心が温かくなります。

まとめ

今後、訪問美容は高齢化社会により需要が増えていくと考えられます。

それに対し、訪問美容師はまだまだ少なく、やり方次第でそこそこ収入を得られ、安定する仕事だと思います。
特に個人宅に向けて本格的に活動している事業所はまだまだ少ないので、今始められる方はチャンスだと思います。

初期投資もそんなにかからずに出来るので、挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。

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