レシートや領収書について/領収書がいらない人に受け取ってもらう方法

レシートや領収書は、日常の取引では頻繁に使われますが訪問美容の場合はどうすれば良いのでしょうか?

訪問美容はレジがないのでレシートが出ないし、領収書もお客様にとっては「必要ではない」ケースがほとんどですよね。

今回は領収書についてまとめてみました。

領収書について

そもそも領収書って何のためにあるの?

領収書とは代金を支払った、受け取ったという証明になる書類です。

また、税務調査に対して売上金や経費の証明をするためにも必要になります。

レシートでも領収書として扱うことが出来ますが、レシートだと「誰と金銭のやりとりをしたのか名前が分からなくなる」ので注意しておいて下さい。

領収書を発行するメリットは?

領収書は金銭の受け渡しと同時に発行するものです。

なので領収書の存在が支払いの事実となり、支払ったことを忘れて二重に支払ったり、支払いが済んでいないのに「もう払った」と言われてしまった時の証明書類となります。

特に認知症の方は記憶がすっぽり抜けてしまうことがあります。「もうお支払いは済みましたよ」と言われても思い出すことが出来ないのです。

また、本人がご家族に「お金がこれだけしかないけどどうしたの?」と聞かれた時にも示すことが出来ます。

領収書の書き方

領収書は文具店等で販売していますが、普通紙タイプと複写式タイプに分かれています。

社内控えとお客様にお渡しするものの両方が必要になります。両方が持ちNO.を揃えることで、後で問い合わせが来た時にてらし合わせ、事実を確認することができます。

領収書の書き方にはいくつかのルールがあります。条件を満たしていないと信憑性に欠けると判断されてしまうこともありますので、よく確認して発行して下さい。

通常の領収書の書き方はこちらのサイトで説明してくれています。

全項目解説!領収書の正しい書き方

領収書はいらないって言われるんだけどどうすればいい?

こちらは「支払いの証明になるから」と領収書を発行したものの、お客様にとっては必要がない、むしろゴミ!面倒くさい!と思われることも少なくないと思います。

でももしお客様がご家族に「訪問美容でいくらかかってるの?」と聞かれた時、お客様は答えられるでしょうか?

「個人事業だからレシートも発行しないのね」なんて言われちゃう可能性もあります。

信頼関係をしっかり保つためにも、何かあった時の為にも、なるべく受け取って欲しい

では、お客様にとって「ただのゴミ」にならない領収書を作成してはいかがでしょうか。

領収書はちょっとした工夫で「取っておきたくなる書類」に変わるのです!

お客様に受け取ってもらえる領収書を作ってみよう

「ただの数字と記録が記入されているだけ」こんな領収書はお客様にとって必要ないことが多いです。(家計簿をつけている方であれば欲しいかもしれませんが)

でも、少し工夫をすればお客様にとって「嬉しい記録」となります。

ではどんなものでしょうか?

例えばこんな感じです。

領収書の例領収書カウンセリング結果次のご予約日などをすべて盛り込んでしまいます

①②③領収書の役割を果たすための必要事項です。社内控えの領収書は通常の市販のもので大丈夫ですが、NO.を揃えておきましょう。

施術内容と金額を明確に示します。お客様が何をしたか再確認できます。

サービスで行ったものもしっかり記入し、サービスであることを明確にします。とくに眉カットやうぶ毛剃りなどさっと終わるものは、お客様がおしゃべりに夢中になってやってもらったことを覚えてなかったりするので、後でこれを見て思い出したりすることも多いです。

商品の購入欄があることで、店販購入も出来ますよ、というアピールになります。

商品を後日お渡しの場合は「お金を払ったことを忘れるのではないか」と不安になることがありますので、記されていると安心です。

 お金を払ったけど商品はいつ貰えるんだったかな?という不安になった時に確認出来ます。

自分の地肌の状態や髪の状態を気にされる方も多いので、カウンセリング結果を記します。美容師側のカウンセリング不足も防止できますし、「ちゃんと見てくれている」ということが伝わります。

一言メッセージを添えると嬉しいお手紙のように感じます。また、ご家族が見たときにもどんな話をしていたのか、楽しかった様子が想像でき、喜んで頂けます。

次回のご予約を促すきっかけになり、予約日を忘れる・間違える事を防ぎます。

予定が分からずその場でご予約をされない方でも、次の施術の目安を伝えるとその前後にお電話頂けることが多いです。

⑬⑭店舗情報、押印をします。個人宅を回ると「美容師の所在地、店舗の名前」等が分からなかったりします。名刺やチラシをお渡ししても、多くの方は忘れられてしまうのでここでなんとなく覚えて頂けたりします。

 

このように領収書とは書いてありますが、様々な要素を盛り込むことで様々なトラブルを防止し、商品やお店のアピールにもなりますので、美容師さんも領収書の発行を面倒くさがらずに出来るのではないでしょうか?せっかく作るなら美容師、お客様、ご家族の3者が安心し信頼出来るような領収書を作成したいです。

領収書その後は?

社内控え用の領収書は確定申告時に経費として申告する際に必要となるので、5~7年間の保存が義務付けられています。(白色申告5年、青色申告7年)

もしも税務署から要求があった場合にはすぐに提出できるように、月ごとにまとめて保管しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

領収書をちょっと工夫して作成するだけで、物忘れの防止・確認・安心と信頼感・商品や店舗のアピール等色々なメリットの盛り込まれた書類に変わります。

思わずご家族に見せたくなるような、ずっと取っておきたくなるような、喜んで受け取ってくれるようなそんな領収書をあなたも作ってみませんか?

他にも必要な道具についてはこちらをご覧下さい

訪問美容で必要な持ち物リストとおすすめしたい道具/忘れ物対策